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熊本の免許センターで見たWindows10──税金の使い方を少し考える

免許センターで一息つぶやき

先日、免許の更新で免許センターに行ってきました。
講習の途中で20分ほど動画を観る時間があるのですが、そのとき講師の方が使用していたPCについ目が向いてしまいました。メーカーはDell、OSはWindows10でした。

「免許センターのPCってLenovoじゃなかったかな?」と思いつつ、それ以上に「まだWindows10を使っているんだ」と少し驚きました。おそらくサポートが終了するタイミングで、すべてWindows11のPCに買い替えるのでしょう。

とはいえ、何百万円、あるいは何千万円という規模の予算で、おそらく熊本県外の業者から一括購入されるのだと思います。私たちの税金が使われるわけですから、できれば“買い替え”ではなく“アップデート”で済ませてほしいなとも感じました。

そもそも旧機種をWindows11にアップデートできないのは、マイクロソフトの「買い替えを促す仕組み」にも見えます。そして「Windows11にしないとウイルスに感染する」といった、今では誤りとされる話も広まりました。その結果、税金を使って大量のPCが買い替えられる…。

ですが実際のところ、知識さえあれば旧PCでもWindows11にアップデートできる場合がありますし、Windows11にしたからといって脆弱性がゼロになるわけでもありません。つまり、機械よりも“人間の知恵”が求められる場面でもあるのです。

最後に一言。
もし可能なら、こうしたPCの購入やメンテナンスは、地元の業者に任せてほしい。
…とはいえ、熊本県内にはまだ大規模に対応できるパソコン関連企業が少ないのも現実ですね。