エクセルなど、文字入力が遅くなる症状を解決しました。

エクセルやワードで文字がまともに入力できない!なんでですかー?とお問い合わせがありました。

この症状は昔から発生しているのですが、Windows10に関してははっきりした原因があります。

答えは文字入力時の「予測変換」です。昔のガラケーなどは「あ」など一文字打つと、入力履歴などにより「明日」や「阿蘇市」など、入力を予想して候補ワードが表示される機能があったと思います。

似たような機能がWindows10のIMEという入力システムにもあるのですが、この機能が悪さをしてるため入力が遅れて表示されるなどの症状が発生しています。これが原因。

この機能は「OFF」にすることが可能です。

やり方は以下の通り。

  • 画面右下の「A」もしくは「あ」という表示のところで右クリックを押します。
  • 右クリック後は、「プロパティ」を選択します。
  • 下のほうの「詳細設定(A)」をクリックします。
  • 右から3番目の「予測入力」タブの設定「予測入力を使用する(U)」のチェックを外します。
  • 「適用(A)」をクリック後、「OK」を押して設定完了です。

文字を入力した後、延滞して文字が表示される症状が出た場合は一度試されてください。

これでも直らないときは、メインメモリが少ない仕様(Windows10で2GB以下など)が原因。それでもダメなときはHDDのアクセスが遅い(異常の場合が多い)かです。