パソコンが遅いので、SSDに交換しましょう！とご依頼がありましたが、お客様のパソコンは見てからに分解が大変そうな富士通の一体型パソコン(ESPRIMO FH90/B3)でした。
このパソコンは、分解が難しいだけでなく、搭載HDDが3TBですので、単純にデータをそのままSSDに移行するということが困難な機種になります。
経験に基づいて、作業を進めます。
壊さないように、ケーブルを破損させないように気を付けて、分解を進めますが、HDDの場所が本体ではなく、液晶側に取り付けられていたのが誤算でした。行き当たりばったりですので仕方がないのですが、本体を分解後、さらに液晶部分まで分解してしまったので、無駄な時間をかけてしまいました。
分解が終わったら、今度はHDDをSSDに換装する作業ですが、HDD3TB→SSD3TBに換装できれば簡単なのですが、2022年８月時点では3TBのSSDは販売は私の知る限り日本では入手ができません。(4TBは５万で売っている）ですので、現実的には3TBのHDDをSSDの1TBか2TBに変更することになります。ですので、まず搭載されている3TBを1TBにパーティション構成を変更を行うことから始めます。
コストパフォーマンが良い1TBに交換ができそうなので、１TBで作業を進めます。パーティションを変更後、SSDにデータを移行し、組み立てなおして作業完了です。簡単に書いていますが、結構大変でした。
この方法だと、3TBのHDDをデータや環境・設定をそのままで、1TBのSSDに交換することが可能です。納期は遅くても24時間となります。
