パソコンの内部にあるCPUを冷やす空冷のファンは、ほこりが溜まりやすく冷却効果の低下を招きます。今回は10年ほどお使いのホコリが溜まっているであろうパソコンの内部掃除を行いました。
ヒートシンクという熱を吸収する部品を空冷ファンで冷やすのですが、ホコリが溜まり固まり、写真の通り固形物となります。ホコリのゴミという言い方をしますね。
このゴミを歯ブラシなどで除去します。
基盤のチップに傷をつけることはあまりないと思いますが、狭い空間なので、ケーブルがずれたり、外れたりしてトラブルが起きやすい作業でもあります。
掃除する冷却ファンの部品は2点か4点で固定されていますが、ネジ止めでガチガチに固定されていることは少なく、外れやすいので注意です。
(写真の部品はネジ止めで固定されています)
ホコリを撮影用に寄せてみました。
パソコンの設置場所やお住いの場所にもよりますが、ホコリは2−3年、5−6年の単位で溜まってきます。ですので、そのくらい間隔をあげて掃除するのが良いと思います。
嬉しくて、週1とか月1でパソコン内部を掃除されるお客様もいらっしゃいますが、温度とか空調とか湿度とか状態の変化が少しでもあるのは望ましくないので(湿度はない方がそれはいいのですが)、あまり掃除をしないほうがパソコンは長持ちするでしょう。
※パソコンの内部にゴキブリとかコオロギがすんでいた時代もありましたからね。