お車は店舗看板の真下、または裏の駐車場をご利用ください。

「廃インクがいっぱい」は故障ではなく買い替えろというメーカーのメッセージです

スポンサーリンク
パソコン豆知識

※この記事は2018年の事例をもとに、2026年4月にリライトしました。

プリンターが壊れたとお客様が持ち込まれました。症状を確認すると「廃インクがいっぱいです」というエラーが表示されて動かない状態でした。

結論から言います。このエラーが出たプリンターは、修理しないほうがいいです。

「廃インクがいっぱい」は故障ではありません

廃インクエラーは、プリンター内部にある廃インク吸収パッドが満杯になったことを知らせる表示です。技術的には、裏コマンドでカウンターをリセットすれば解除できます。メーカーもそれを知っています。でもメーカーはそれを案内しません。修理に出させて、新しく買わせたいからです。

これ、故障ではなく「そろそろ買い替えてください」というメーカーからのメッセージです。反論できますかね、メーカーさん。

メーカー修理は新品より高くなります

プリンターのメーカー修理は一律料金がほとんどです。2018年当時の金額でEpsonが11,500円、Canonが14,040円。家庭用のエントリーモデルなら新品が1万円以下で買えます。修理に出すと新品より高くなる。これが現実です。

プリンター業界はインクで利益を稼ぐビジネスモデルです。本体は安く、インクを買い続けてもらうのが目的です。本音を言えば、本体は無料で配ってもいいくらいに思っているはずです。ただ最近はコンビニで印刷できるし、年賀状を出す人も減っているし、家庭用プリンターを買う人自体が年々減っています。インクビジネスの終焉とも言われています。

一般家庭ならエントリーモデルで十分です

今回のお客様はA4カラー印刷ができればいい、という用途でしたので、スキャナーとコピー機能付きのインクジェット複合機を1万円以下でご提案しました。普通の一般家庭のお客様には、エントリーモデルで十分です。

インクカートリッジには一体型と独立型の2タイプがあります。コスト的にはどちらもそれほど変わりません。ただ「黒しか使わないから黒だけ減る、だから独立型のほうが安い」と考えるお客様が多く、ご要望に応じて独立型をお勧めすることが多いです。

今回はCanonのTS5030を納品しました。現場の仮事務所でご利用とのことで、オールマイティに使える点を重視しての選定です。

壊れたプリンター、まず相談してください

プリンターが動かなくなったとき、すぐメーカーに修理を出す必要はありません。症状によっては紙詰まりの解消や設定変更で直るケースもあります。廃インクエラーのように、修理より買い替えのほうが明らかにお得なケースも多い。どちらが正解かは、状況を見てからお伝えします。パソコン本舗にご相談ください。