※この記事は2017年の修理事例をもとに、2026年4月にリライトしました。
「Wi-Fiが繋がりにくいので、3万円の高性能ルーターに買い替えたんですが、症状が全然変わらなくて」
このご相談、修理屋として何度聞いてきたかわからない。持ってきてもらったルーターを見ると、確かに立派だった。大きなアンテナが3本。最新規格対応、高速接続、広範囲カバー。メーカーのうたい文句は全部揃っている。でもWi-Fiはつながらない。
「なんで変わらないの?」への答えは、実はシンプルだった。原因はルーターではなく、パソコン側にあった。
Wi-Fiが不安定なとき、犯人はルーターとは限らない
Wi-Fiが繋がりにくいとき、ほとんどの方は「ルーターが古いせいだ」と思います。だから新しいルーターを買う。でも実際の現場では、パソコン側の無線LANデバイスに問題があるケースのほうが多いです。
パソコンには無線LANの受信機が内蔵されています。この部品が経年劣化したり、ドライバーが不安定になったりすると、どんなに高性能なルーターを置いても受信できません。水道管が詰まっているのに、貯水タンクを大きくしても水は出ないのと同じです。今回もまさにそれでした。
USB Wi-Fi子機1,000円で解決しました
試しにUSBタイプのWi-Fi子機をパソコンに接続してみました。サクッと直りました。Wi-Fiは安定し、接続が切れることもなくなった。かかった費用は子機1個分、1,000円前後です。
「3万円のルーターは買わなくても良かったね」というオチになってしまいましたが、これが現実です。
当店でおすすめしているのはTP-LinkのUSB Wi-Fi子機(TL-WN725N)です。小型で目立たず、ドライバーのインストールも簡単で、動作が安定している。長年の修理現場で使い続けてきた実績があります。
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高いルーターを買えば解決する、は正しくない
余談ですが、日本の家はそもそも狭いです。3本アンテナの高性能ルーターが本領を発揮するのは、広い家や複数フロアにWi-Fiを飛ばしたい場合です。一般的な住宅であれば、アンテナ内蔵の安価なルーターで電波の届かない場所はほぼありません。3万円出す前に、まず原因の切り分けをしてほしいのです。
Wi-Fiのトラブルで困ったとき、まずルーターを疑う前に試してほしい順番があります。パソコンを再起動する、ルーターの電源を一度抜いて入れ直す、それでも改善しなければUSB Wi-Fi子機を試す。この順番で対応すれば、大半のケースは解決できます。
3万円のルーターを買う前に、一度パソコン本舗にご相談ください。

