※この記事は2016年の出張対応事例をもとに、2026年4月にリライトしました。
山鹿市来民(くたみ)に出張したときの話です。ISP設定の仕事でお客様宅に伺うと、ご年配のお爺ちゃんが神妙な顔で出てこられました。
気になる性質なので、作業前に「どうされたんですか?」と聞いてみました。テーブルを見ると、手の届くところにナイフが2本置いてありました。
それほど追い詰められていた、ということです。
なぜ一人暮らしのお爺ちゃん宅にNTT機器が2台あるのか
状況を確認してみると、NTTのひかり電話ルーターが2台置いてありました。1台はインターネットの設定だけ、もう1台はひかり電話の設定だけ。なぜ2台あるのか。
「インターネットが安くなりますよ」と訪問営業が来て、気づいたらこういう状態になっていたそうです。お客様は元に戻したくて、NTTやISPに自分なりに電話して解約しようとしたけれど、解決できなかった。そこでうちに依頼がきました。
3時間かけてすべて調べました。NTTはNTTの仕事だけ、ISPはISPの仕事だけ、訪問営業した業者は電話がつながらない、担当者は転勤済み、支店を調べたが存在しない。関係者全員が「自分の範囲以外は知らない」という対応でした。
訪問営業の光回線トラブル、よくあるパターンです
「今より安くなります」という訪問営業による光回線の契約トラブルは、今も続いています。説明が不十分なまま契約させられ、気づいたら二重契約になっていた、解約しようとしたら方法がわからない、業者に連絡が取れない。
特に高齢の方は、契約内容をその場で正確に把握するのが難しい。営業マンが「これでいいですよ」と言えば、信じてしまいます。悪意があってもなくても、結果として被害が生まれます。
解決できましたが、腹は立ちました
今回はすべて解決でき、最小限の支出で環境を元に戻すことができました。
ただ、はっきり言います。NTTのコールセンターもISPのサポートも、ルールに従って丁重に対応すればそれでいい、という姿勢では困ります。目の前のお客様が途方に暮れてナイフを手元に置くほど傷ついているという結果に、自分たちも関わっているという意識を持ってほしい。
腹が立ちました。でも解決できてよかった。
光回線の契約トラブル、二重契約、訪問営業の被害でお困りの方は、パソコン本舗にご相談ください。契約内容の確認から解約・整理まで対応します。

