プリンターの修理依頼がありましたが、紙詰まりなどではなく、機械的に故障している場合は買い替えるのが絶対良いです。
なぜならば、プリンターは一律修理の場合がほとんどで、修理金額が販売価格を超えてしまうからです。
メーカーの修理費用(2018年9月現在)
- Epson 一律 11,500円
- Canon 一律 14,040円
プリンター業界は消耗品のインクで利益を稼ぐビジネスですので、各メーカーはインクを買ってもらうために、本体は無料で配布してもいいというのがメーカーさんの本音のところだと思います。
※コンビニで印刷出来たり、年賀状を止める人も増えてきており、家庭用プリンターを購入する人は年々減っているので、インクビジネスは終焉とも言われてきている。
というわけで、壊れたプリンターを持ち込まれたお客様に対し、メーカーさんの修理は買うより高いから修理をしてはいけない理由をこのように説明した後、新品プリンターを販売させていただくことにしました。ちなみにお持ち込み頂いたプリンターの不具合は有名な症状【廃インクが一杯】エラーでした。これは、もう故障ではなく、メーカーが長く使わせないためだけの機能です。ですので、直して使う事は難しいです。
【廃インクがいっぱいです】というのは故障ではなく、買い替えろというメッセージ。
メーカーさん反論できますかね?買い替えれば、費用は1万以下ですむし、当日準備に即印刷ができる状態になれますが、廃インクエラーを直すためには郵送修理で数日かかるし、1万以上の修理費用をかけて直す必要がありますよね。というか、裏コマンドでこのエラーは解除(リセット)できますよね?
A4でカラー印刷が出来ればいい、というお客様でしたので、1万円以下のスキャナーとコピー機能が付いているインクジェット複合機を販売させていただきました。普通の一般家庭のお客様はエントリーモデルで十分です。
カードリッジは一体型、独立型の2タイプありますが、他の人が検証している結果と私の経験則で判断してみると、どちらもコスト的には変わらないと思っています。
ですが「黒しか使用しないから黒しか減らない、だから独立型が安い」と考えるお客様の多いのでコスト的にはどちらも変わりませんが、お客様のご要望で独立型を販売することが多いです。
今回納品するために選んだプリンターはCanonのTS5030という機種。現場に設置している仮事務所でご利用されるとの事でオールマイティに何でもできる点を重視しました。