メモリを増やしても意味ないよ!としつこく言っていますが、増やせばいい時もあります。
メモリを必要とするアプリケーションを利用する場合は、メモリが必要です。
今回は3Dキャドをご利用のお客様からのご相談です。
ソフト名はCADWe’ll Tfas 12です。
推奨環境を仕様書で確認する限り、正直、16GBのメモリというよりそこそこのCPUと強力なGPUがあれば問題ないのですが、それはそうだとご理解されているお客様なら自分で購入されているので、そのあたりの説明はそこそこで、低コストで、なおかつお客様が理解しやすい【メモリを16GBまで増設する】方法をご提案しました。
お客様のパソコンは東芝のB552でi7だけどGPUはHD4000なので、3D CADソフトがちゃんと動くかどうかは不明です。でもSSDに換装しているので、現状4GBしかないメモリを16GBまで増設することが出来れば、使えるかどうかはともかく、GPUがソフトに対応していれば、エラーが出なければ動作はするかもしれないと。そう思い8GBx2枚のメモリを増設してみました。
3D CADはカクカクだけどちゃんと動きました。
無事、16GBのメモリ増設が出来たので起動させましたが、ソフトは3Dでも動いています。読み込み速度は昔のi7なので遅いのですが、まあ、これで仕事が回るならメモリ代だけで済むからいいと思います。
お客様宅に持ち込むので、ノートPCが良いとの事でしたが、RTXなど搭載のRyzenノートでも結構な値段がすると思いますので、とりあえずはこのB552で仕事をされてくださいという事でお伝えしました。
仕事の量と仕事の速度は個人差がありますが、B552(i7)/16GB/HD4000/SSDでは今時の仕事は出来ないと思いますので、本当は最低でも15万程度のノートPCを買ってほしい所です。でも買うのは、お客様が今お使いのパソコン(B552)じゃ無理だね、新しいの買おうか!と体感後、ご理解されてからのほうがいいのです。