※この記事は2014年に書いた予測記事を、2026年4月にリライトしました。当時の予測が今どうなったか、答え合わせをしながら読んでください。
10年以上前、DOS/Vパーツが全盛期の頃、東京のとある講演でIntelの副社長がこう言っていました。「10年後には世の中のお店は消え、すべてがインターネットでみんな物を買う時代が来る」と。
当時は「そうなのかな」と半信半疑でしたが、現実そうなりました。Amazonで何でも買えて、近所の電器屋が消え、パソコンショップも激減した。Intelの副社長は正しかったわけです。
2014年当時、私が予測していたこと
2014年のこの記事で私が予測していたのは、「次の主流は音声入力になる」ということでした。GoogleやLINE、SkypeなどのIP通話はすでに10年以上前から一般化されていました。腕時計型の端末やGoogleグラスも出始めていた頃です。
パソコンではブラインドタッチ、スマホではフリック入力、その次は音声入力を極めなければいけない時代が来ると書きました。熊本弁で音声入力すると意味不明な変換になるという問題はありましたが(笑)、数年で改善されるだろうとも書いていました。
2026年現在、予測はどうなったか
音声入力は確かに普及しました。SiriもGoogleアシスタントもAlexa も、今や日常の道具になっています。スマホに話しかけてメッセージを送る、車の中で音声操作する、これが普通になった。予測は当たっていました。
ただ、2014年時点で予測できていなかったのがAIです。音声入力の先に、ChatGPTやClaudeのような対話型AIが出てきた。入力方法どころか、「考える作業」そのものをAIに任せる時代になっている。これは正直、想定外でした。
余談ですが、今の妻と東京ー熊本でカメラチャットをしていた話
今の妻と結婚する前、東京と熊本に離れて暮らしていました。当時はテレホーダイとISDN回線を使って、IntelのWebカメラでカメラチャットを毎日していたものです。今で言うビデオ通話です。当時としては最先端でした。
10年以上経った今も、やっていることの本質は同じです。顔を見ながら話す。ただ、それをするための機材と費用が劇的に変わった。ISDN回線代が毎月大変なことになっていたあの頃が懐かしいです。
次の10年で何が変わるか
2014年に音声入力を予測したように、次の10年で何が変わるかを考えると、AIによる作業の自動化と、入力そのものが不要になる方向への進化だと思っています。キーボードもフリックも音声も、そもそも「人間が何かを入力する」という行為自体が減っていく可能性がある。
とはいえ、パソコンが壊れたら直さなければならないし、ネットワークが止まれば誰かが対応しなければならない。技術がどれだけ進んでも、現場で手を動かす仕事はなくなりません。修理屋としては、そこに居続けるだけです。


