※この記事は2016年に書いたものを、2026年5月にリライトしました。
天気が悪い日と、その翌日は、インターネットが繋がらないという問い合わせが圧倒的に増えます。
これが10年以上続いています。偶然ではありません。天気とインターネットのトラブルは、確実に関係があります。
原因は2パターンだけです
10年以上同じ問い合わせを受け続けて、原因は2つに絞られました。
ひとつ目は、ルーターやホームゲートウェイのプロバイダ接続設定が切れているケースです。停電や瞬断、あるいは電気系統への影響で、ルーターが正常に再接続できない状態になっています。この場合は端末を再起動するだけで直ります。難しい操作は何もありません。
ふたつ目は、雷で端末が壊れているケースです。落雷や誘導雷によって、ルーターやホームゲートウェイ本体がダメージを受けることがあります。この場合は再起動では直りません。NTTや回線事業者に連絡して、機器を交換してもらう必要があります。
まず再起動を試して直れば前者、直らなければ後者を疑う。判断はそれだけです。
なぜ天気が悪い日に接続が切れるのか
技術的な説明を簡単にします。
雨や嵐の日は、雷雲が発生することがあります。雷雲は強い電磁波ノイズを発します。このノイズがWi-Fiのような無線通信に干渉して、接続が不安定になります。落雷がなくても、雷雲が近くにあるだけで影響が出ることがあります。
また、停電や瞬断が起きると、ルーターが正常にプロバイダへの接続を再確立できないことがあります。ルーターは電源が落ちた後に自動で再接続しますが、この自動接続がうまくいかないケースがあります。特に古い機器や設定が古いままの機器で起きやすい症状です。
光回線は雨風の影響を直接受けにくい構造になっています。でも基地局側でトラブルが起きれば、光回線でも繋がらなくなります。天気が悪い日の通信障害はこのパターンもあります。
「スマホは繋がるのにパソコンだけ繋がらない」の正体
天気が悪い日のトラブルで、もうひとつよくあるパターンがあります。
「スマホは繋がっているのにパソコンだけ繋がらない」というお問い合わせです。
これはスマホが繋がっているのではなく、スマホのWi-Fiが切れてモバイル通信(5GやLTE)に自動で切り替わっているだけです。スマホはWi-Fiが使えなくなると、自動でSIMの通信に切り替えます。お客様はその切り替えに気づいていないので、「スマホは大丈夫、パソコンだけおかしい」という認識になります。
実際は家のWi-Fiが全部切れています。スマホもパソコンも同じ状態です。スマホだけが自動で別の回線に切り替えて生き延びているだけです。
会社で起きると「全部のパソコンがインターネットに繋がらない」という状況になります。個人宅でも同じです。原因はひとつ、Wi-Fiルーターです。
まず試すこと、次に試すこと
天気が悪い日にインターネットが繋がらなくなったら、まずルーターとホームゲートウェイの電源を落として、1分待ってから入れ直してください。これだけで直ることがほとんどです。
再起動しても直らない場合は、機器が壊れている可能性があります。ルーターのランプの状態を確認してください。普段と違う点滅や消灯がある場合は、NTTや回線事業者に連絡して機器の確認を依頼してください。
10年以上この問い合わせを受け続けて、答えはいつも同じです。再起動で直るか、機器が壊れているか、どちらかです。難しい原因はほぼありません。
インターネットが繋がらない・Wi-Fiのトラブルはパソコン本舗にご相談ください。


