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壊れたと思ったMac、原因はまさかの「空き容量不足」でした

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macbook 修理

「Macが起動しなくなってしまって、困っています…」

そんなご相談で、お客様がご来店くださいました。

パソコンが立ち上がらないとなると、どうしても
「ついに壊れた?」
「修理代が高くなるのでは?」
と不安になりますよね。

実際に診断してみると、電源は入るものの、起動の途中でフリーズして先に進まない状態でした。見た目にはかなり深刻そうです。

ところが、いろいろ試しながら一時的にOSを起動させ、内部の状態を確認してみると……原因はまさかの容量不足でした。

Macは“空き容量ゼロ寸前”にとても弱いです

Windowsパソコンでも、保存容量がいっぱいに近づくと、

  • 動作が遅い
  • アップデートに失敗する
  • 固まりやすい

といった不具合が出ることがあります。

ただ、Windowsは多少苦しそうでも、一応起動だけはすることが多いです。

しかしMacは違います。
空き領域が少なすぎると、OSが正常に起動できなくなることがあります。

今回のMacもまさにその状態でした。
人でたとえるなら、荷物を詰め込みすぎた押し入れが、とうとう閉まらなくなったようなものです。
「まだ入る、まだ入る」と頑張っていた結果、最後に何も動かなくなる。パソコンでも意外とよくあります。

不要なアプリを整理して、無事に復旧

今回は、まず起動できるところまで何とか持っていき、そのあと不要なアプリやデータを確認しました。

削除した主なアプリは以下の3つです。

  • Adobe Acrobat Reader
  • Numbers
  • iWeb

そのほかも確認しましたが、容量を大きく圧迫している不要ファイルや、簡単に消せる大きなデータはほとんどありませんでした。

つまり、今回の問題は
「何か変なものが大量に入っていた」というより、もともとの容量が少なすぎた
というのが実際のところです。

不要なものを整理して空き容量を確保した結果、Macは無事に起動するようになりました。

64GBモデルは、正直かなり上級者向けです

今回の機種はMacBook Airの64GBモデルでした。

この容量、使えないわけではありません。
ただし、かなり気をつけて使う必要があります。

写真を保存する
アプリを入れる
アップデートをする
書類を増やす

こうした普通の使い方をしているだけでも、気づけば容量はどんどん減っていきます。

64GBモデルは、例えるなら
「収納が極端に少ない部屋で、片付けを完璧に続けられる人向け」
です。

きちんと管理できる方なら運用できますが、普通に使う分にはかなり窮屈です。
正直、あまり一般向けとは言えません。

これから選ぶなら、最低でも128GB以上がおすすめです

これから中古のMacを購入する方や、知人から譲ってもらう予定のある方は、最低でも128GB以上をおすすめします。

「ネットを見るだけだから大丈夫」
「ちょっと使うだけだから十分」

と思っていても、実際にはアップデートや一時ファイルだけでも容量は使われます。
気づいたときには、今回のように起動しないレベルまで追い込まれてしまうことがあります。

安く買えたつもりでも、あとから困るようでは本末転倒です。
容量は、できるだけ余裕のあるモデルを選んだほうが安心です。

Boot Camp目的なら、64GBはかなり厳しいです

なお、64GBモデルではBoot Campを使ってWindowsをインストールするのもかなり厳しいです。

理論上はできる場合があっても、実際には空き容量の確保が難しく、かなり無理があります。
普段使いでも余裕が少ないので、Windowsまで入れて使いたい方にはおすすめできません。

まとめ

今回のように、「起動しない=すぐ故障」とは限りません。
実際には、保存容量がいっぱいで起動できなくなっているだけというケースもあります。

特にMacは、空き容量が少なくなると一気に不安定になることがあります。

  • 起動が遅い
  • 途中で止まる
  • 固まる
  • 容量不足の警告が出ていた

こうした症状がある場合は、故障だけでなく容量不足も疑ってみる価値があります。

「もうダメかも」と思っても、整理や診断で復旧できることはあります。
気になる症状があれば、早めの確認がおすすめです。