※この記事は2017年の事例をもとに、2026年4月にWindows11の手順を追加してリライトしました。
「同じ場所で使っているWindows7のパソコンと比べて、Windows10のほうがインターネットが遅いんです。特にYahooの表示が遅くて」というご依頼がありました。
確認してみると、Yahooのトップページを開いたとき、右上あたりの広告エリアだけワンテンポ・ツーテンポ遅れて表示されています。ページ本体は出ているのに、広告だけ後から読み込まれる状態です。
原因はいろいろ考えられますが、最も簡単で確実に改善できる方法が一つあります。Windowsの「配信の最適化」という設定がオンになっているケースです。これをオフにするだけで、体感速度が変わることがあります。
配信の最適化とは何か
Windowsには、他のパソコンとアップデートデータを共有し合う「配信の最適化」という機能があります。自分のパソコンが他の端末へデータを配信するために、通信帯域を一部使います。これがバックグラウンドで動いていると、インターネットの速度に影響が出ることがあります。広告など外部からの読み込みが遅く感じられるのは、この影響の場合があります。使っている本人が気づかないまま、裏でせっせと通信しているわけです。
Windows10での設定手順
左下のスタートマークをクリックしてメニューを開き、歯車マークの「設定」をクリックします。Windowsの設定画面が開いたら「更新とセキュリティ」をクリックします。左メニューの「配信の最適化」をクリックすると、「他のPCからのダウンロードを許可する」というスイッチが表示されますので、これをオフにしてください。オフになっていれば設定は不要です。
Windows11での設定手順
スタートボタンをクリックして「設定」を開きます。左メニューの「Windows Update」をクリックし、「詳細オプション」を選びます。その中に「配信の最適化」という項目があるのでクリックします。「他のPCからのダウンロードを許可する」のスイッチをオフにして完了です。
設定後、Yahooのトップページを開いてみてください。広告の読み込みが遅延なく表示されるようになっていれば成功です。
これで解決しない場合
この設定変更で改善しない場合、原因は別のところにあります。ブラウザのキャッシュ蓄積、DNSの設定、ルーターの問題、回線速度そのものの問題など、インターネットが遅い原因は複数あります。一つ対処して変わらなければ、次の原因を探す必要があります。
「設定を変えたけど変わらない」「何をやっても遅い」という場合は、パソコン本舗にご相談ください。原因の切り分けから対応します。


