※この記事は2022年に書いたものを、2026年4月にリライトしました。
インターネットや動画を見ていると固まるようになったという40代の男性がご来店されました。持ち込まれたのはソニーのVAIO VPCEH19Jです。
VAIOはどの機種もおしゃれです。持ち込まれた瞬間にわかります。このお客様もそういう方でした。
原因はHDDの故障でした
診断するとHDDが故障していました。HDDは使い続けると少しずつ劣化して読み書きに時間がかかるようになります。その結果、パソコン全体の動作が遅くなり、処理が追いつかなくなると画面が固まります。「動作が遅い=買い替え時」と思われがちですが、HDDの故障が原因であるケースは非常に多いです。
HDDの寿命は使い方にもよりますが、おおよそ5年前後です。だんだんと遅くなってくるので、症状が出る前に交換するのがベストです。ただしこういった知識をお客様が持っていることはほぼありません。当然です。知る機会がないからです。
「バックアップを取りましょう」は無責任なスローガンです
世の中では「バックアップは取りましょう」とスローガンのように言われています。でもバックアップの取り方を知っている一般の方がどれだけいるでしょうか。取り方を誰も教えていないのに、取りましょうと言い続けるのは無責任だと思っています。
今回はデータが無事に取り出せました。HDDが完全に壊れる前の段階だったので、写真と音楽データをすべて救出できました。VAIOを選ぶお客様はマルチメディアに強いソニーのイメージがあるためか、音楽や画像データが多い傾向があります。今回もそうでした。
でも運が良かっただけです。HDDの故障は突然進行することがあります。昨日まで動いていたのに今日は全く読めないという状態になることも珍しくありません。遅い・固まるという症状が出た時点で早めに相談してください。
修理内容と結果
HDD交換後にWindowsをクリーンインストールして、初期アップデートと設定を行いました。救出したデータを新しい環境に戻して修理完了です。VPCEH19Jはスペック的にまだ十分使える機種です。修理後は新品同様の動作に戻りました。買い替えよりも大幅に費用が安く、データもそのまま残ります。
遅くなってきたと感じたら買い替え前に診断を
パソコンが遅くなる原因はHDDの故障だけではありません。メモリ不足、常駐ソフトの影響、Windowsの不具合など複数の原因が考えられます。症状だけで判断して買い替えると、修理で十分だったというケースが多くあります。
遅くなってきた、固まるようになった、起動に時間がかかるという場合はパソコン本舗にご相談ください。買い替えを決める前に一度診断します。

