※この記事は2017年に書いたものを、2026年4月にリライトしました。
台風が熊本に直撃しています。雨風がひどく、停電も発生しています。仕事ができない状態です。
それでもいつも通り出勤しています。一人でやっている店なので、来るかどうかは自分で決めます。今日は来ました。狭い店内で外の暴風雨の音を聞きながら、一人でパソコンに向かってカチャカチャとこれを書いています。お昼には落ち着きそうです。停電も直るでしょう。
こういう日に書くべきことがあります。台風や豪雨のときのパソコンとインターネットのトラブルについてです。
ほとんどの場合、インターネット機器のリセットで直ります
台風や豪雨の後にインターネットにつながらなくなったという相談が増えます。原因のほとんどはパソコンではありません。ルーター・モデム・ゲートウェイなどのインターネット通信機器です。
インターネットは切断後に自動で再接続する仕組みですが、何らかの原因で再接続できないままになることがあります。この場合は機器の電源を一度切って、30秒ほど待ってから入れ直すだけで直ります。最近は少なくなりましたが、DHCPのIPアドレス割り振りがおかしくなって特定のパソコンだけつながらないケースもあります。これも機器のリセットで解決します。
重症なケース──雷や過電流で機器が壊れる
雷が原因で過電流が発生して、パソコンやOAタップ、コンセントや屋内配線が壊れることがあります。電気は目に見えないので、どこが原因かわかりにくい。冷静に問題を切り分けることが大切です。
確認する順番は以下の通りです。まずインターネット機器をリセットする。それでも直らなければパソコン本体の問題か確認する。パソコンが正常でも接続できなければ回線側(NTTなど)の問題の可能性があります。NTTの故障受付に連絡してください。OAタップやコンセントが焦げた臭いや変色があれば、電気工事業者に相談してください。
慌ててパソコン修理店に電話しないでください
台風や豪雨の後にインターネットにつながらなくなったとき、慌ててパソコン修理店に電話しないでください。インターネットにつながらない原因のほとんどはインターネット機器です。パソコンは何も悪くありません。
でもお客様が「パソコンが悪い」と思い込んでいると、営利目的の店舗なら「そうですね、買い替えましょう」という方向に話が進みます。パソコンは正常なのに買い替えることになります。これは詐欺とは言い切れませんが、限りなく近い話です。
お客様が「パソコンが悪い」と思い込んでいれば、店側も「じゃあ買い替えましょう」と言いやすい。悪意があるかどうかはわかりません。でも結果としてお客様が損をします。こういう構造が存在することを知っておいてください。当店は違います。最初に原因を確認してから判断します。
台風や豪雨のときに備えてできること
雷が多い時期は、パソコンの電源ケーブルをコンセントから抜いておくことをお勧めします。雷サージ対応のOAタップを使うのも有効です。大切なデータは外付けHDDやクラウドにバックアップを取っておいてください。台風が来る前にできる対策はこれだけです。
台風通過後にインターネットがつながらない、パソコンが起動しないという場合はパソコン本舗にご相談ください。まず原因を確認してから対処方法をお伝えします。


