※この記事は2016年の出張相談事例をもとに、2026年4月にリライトしました。
バスが1時間に1本しかない、静かな町に事務所を構える企業の社長さんから出張相談のご依頼をいただきました。「毎月の支払いが高いように感じるんですが、詳しくはわからなくて……」というひと言から始まったこの話、聞けば聞くほど腹が立ってきました。
契約書を見て、絶句しました
訪問時に契約書の控えを拝見しました。総額164万円を60回のリース契約で支払う内容です。さらに毎月27,000円のホームページ代に加え、月々15,750円のサービス料が別途かかっている。このサービス料は1年ごとの自動更新で、申し出がない限りずっと続く仕組みです。
社長さんに確認すると「60回払いの契約だと思っていました。ホームページのことは詳しくなくて」とおっしゃっていました。
念のため完成したホームページを確認してみると、当初の見積もりにあったショッピングカート機能はなく、更新もされていない一般的な企業サイトでした。そして社長さん、ご自身のホームページをご覧になったことがないとのことでした。
詳しくない人を狙い、契約内容を正確に説明せず、作ったものは見積もりと違う。この業者のやり方は、はっきり言って悪質です。
解約しようとしたら、さらに罠がありました
月々のサービス料の解約を検討しましたが、契約書には「解約するとホームページが削除される」という条件が記載されていました。つまり、払い続けなければサイトが消える。満期まで支払いを続けた後に他社へ移行するか、残金を一括精算して作り直すか、という選択肢しかありません。どちらを選んでも損をする構造です。
「高いと思って別の会社に頼んだら200万円でした」
話を続けていると、社長さんから「実は先月、別のホームページ制作会社にも依頼しました」とのお話がありました。高いと感じて乗り換えようとしたのは正しい判断です。でもその新しい契約が200万円超えでした。前より高い。
「どうにかなりませんか」と不安そうにおっしゃっていました。ホームページのことが詳しくない方は、こうやって何度でも狙われます。知識がないことにつけ込むビジネスモデルが、この業界には一定数存在します。
契約前に、一度確認してください
ホームページ制作の契約でよくある落とし穴は、総額が不透明なリース契約、自動更新のサービス料、解約するとサイトが消える条項、見積もりと完成物の内容の乖離です。これらは契約前に確認することで防げます。
「この見積もりは適正なのか」「今の契約から抜け出せるか」「もっと安く作れないか」──ホームページの契約に不安がある方は、パソコン本舗にご相談ください。契約内容の確認から、適正な移行方法のご提案まで対応します。


