※この記事は2017年の話をもとに、2026年4月にリライトしました。
修理が終わってパソコンをお返しするとき、操作の説明が必要な場面があります。そういうとき、うちでは手書きのメモを渡しています。WordやExcelで作った綺麗な説明書ではなく、その場でさっと書いた、図入りの手書きです。
字が汚いという自覚はあります。でもやめません。理由があります。
手書きメモを渡す理由
来店されるお客様の中で、手書きメモが特に必要だと感じるのは2種類の方です。一つは、その場で聞いても帰り道には忘れてしまいそうな高齢の方。もう一つは、説明を聞きながら自分でメモを取る方。どちらも、手元に残る何かが必要です。
口頭で説明するだけでは、家に帰ったら忘れます。印刷した説明書は用意に時間がかかるし、一般的な内容になりがちです。でも手書きなら、その方の環境に合わせた図が、その場で5分で書けます。「このボタンを押して、ここをクリックして」という矢印付きの図は、文章より伝わります。
渡したときにお礼を言われたことは一度もない
正直に言うと、手書きメモを渡した瞬間に「ありがとうございます、助かります」と言われたことは、一度もありません。受け取って、「あ、はい」という感じで帰っていかれます。
でも、クレームが来たことも一度もありません。「説明通りにやったらできませんでした」という連絡も来ません。その代わり、「できました!」という嬉しそうな電話が来ることがあります。そのときの声のトーンで、手書きメモがちゃんと機能していたんだろうなと想像します。
もう少し上手に描いたほうがいいか、今も悩んでいる
手書きメモを続けながら、ずっと悩んでいることがあります。もう少し上手に説明図を描いたほうがいいのかどうか、という点です。
字が読めないほど汚いなら問題です。でも、多少汚くても伝わっているなら、時間をかけて綺麗に書くより、早くその場で渡すほうが価値があるのかもしれない。綺麗な説明書が欲しいなら、今の時代ネットで調べれば出てきます。うちにしかできないのは、その方の画面を見ながら、その方の言葉で書いたメモです。
答えはまだ出ていません。ただ、クレームが来ないうちは続けます。
パソコンの操作で困ったとき、説明を聞いても家に帰ったら忘れてしまうという方は、パソコン本舗にご相談ください。手書きでよければ、その場でメモを作ります。


