※この記事は2025年に書いたものを、2026年5月にリライトしました。
「息子がパソコンにラーメンをこぼしてしまいました」という連絡が、40代のお母さんから入ることが定期的にあります。このパターン、ひと月に何件か必ずあります。
男の子のパターンはだいたい同じです。ネットを見ながら、ゲームをしながら、ラーメンをこぼします。女の子はレポートを書きながら飲み物をこぼすことが多い。性別でパターンが分かれているのは興味深いです。
ラーメンをこぼしたケース、データは取れました
先日のラーメンのケースです。持ち込まれたとき、キーボードの左側にラーメンの跡がありました。麺のかすまで残っている。これはかなりこぼしているなと思いながら分解しました。
液体の侵入経路は左側でした。ところがこのパソコン、HDDが右側に配置されていました。データが入っている本体が、ラーメンの侵入経路から遠い位置にあったわけです。
運が良かったです。
データは無事に取り出せました。お母さんに連絡すると「本当に良かったです」と声が弾んでいました。
ただ、4件中2件しか取れないこともあります
正直に言います。データ復旧は必ず取れるわけではありません。当店での液体こぼしによるデータ復旧は、4件中2件取れれば良い方です。基板がショートしていればHDDにアクセスできません。HDDそのものが損傷していれば、さらに難しくなります。
こぼした直後に電源を切っていただけると、復旧の可能性が上がります。通電したまま拭いたり、ドライヤーで乾かしたりするのは逆効果です。液体が乾いた後でも基板上の汚れが腐食を引き起こします。早く持ち込んでもらうほど選択肢が増えます。
USBメモリとSDカードの復旧依頼も多いです
USBメモリのデータトラブルは、学校や保育園の先生からの依頼が多いです。特に保育園の先生は毎日USBメモリを持ち歩いているので消耗が早い。授業の資料や保育記録が突然読めなくなった、というケースです。毎日抜き差ししていれば、コネクタや内部チップが傷みます。
SDカードのデータ復旧は、年配の方からの依頼が多い印象です。旅行や家族のイベントで撮影した写真が入ったカメラのSDカードが読めなくなった、というケースです。写真は一度失ったら取り戻せません。遠方からわざわざ来られるお客様もいます。若い世代はスマホで撮ってクラウドに自動保存しているので、SDカードのトラブルはあまり来ません。
パソコンの前では絶対に飲むな食べるな
最後に言います。パソコンの前で飲んだり食べたりしている人がこぼす確率は、100%に近いとわたしは思っています。
絶対に飲むな、食べるな、です。
パソコンへの液体こぼし・データ復旧はパソコン本舗にご相談ください。


