※この記事は過去の修理事例をもとに、2026年4月にリライトしました。現在、当店のバッテリー交換は当店購入品のみ対応しています。
ThinkPad X390を3年ほどお使いのお客様からご依頼がありました。Windows10のアップデート後から、パソコン本体の発熱が異常に高くなり、同時にバッテリーが1分で1%ずつ減るようになったとのことでした。
3年使ったThinkPadがいきなり壊れた。しかもWindowsアップデートの直後に。お客様が不安になるのは当然です。
原因の候補は3つ、優先順位をつけて対処します
こういった症状の場合、原因として考えられるのは大きく3つです。バッテリーの不良、Windowsの不具合、マザーボードの故障。この3つを優先順位の高い順に潰していくのが定石です。
今回は、Windowsアップデートが引き金になってパソコンに負荷がかかり、それがバッテリーやハードに影響を与えた可能性が高い。加えてバッテリーは3年経過しており、劣化していても不思議ではない。まずバッテリー交換、次にWindows初期化、最悪マザーボードの順でご提案しました。
答えはメーカーの修正プログラムでした
バッテリーに多少の膨張もあったため、交換を注文しました。ところがバッテリーを注文した後に、Lenovoから修正プログラムが配布されていることに気がついた。試しに適用してみると、発熱もバッテリーの異常な減りもあっさり直りました。
原因はバッテリーでも、マザーボードでもなく、Windowsアップデートに対するメーカーの修正パッチ未適用でした。
正直に言います。修正プログラムの確認を後回しにしてしまいました。20年ほど前は、Windowsアップデートで不具合が出たらまずメーカードライバーを最新にする、修正プログラムを確認する、というのが定番の解決手順でした。ここ最近はハード側の不具合が増えていたので、その手順より先にハードを疑う癖がついていた。今回は反省です。
バッテリーはそのまま交換しました
原因がバッテリーではなかったとはいえ、3年使用で膨張も出ていました。このまま使い続けるのはリスクがある。お客様にご説明したところ、「この機会に換えておきましょう」とご了承いただき、注文通り交換しました。
ThinkPad X390はよくできたパソコンです。キーボードの打ち心地、堅牢性、バッテリーさえ換えれば長く使えるポテンシャルがある。今後も大事に使っていただきたいと思います。
Windowsアップデート後の発熱・動作不安定・バッテリーの異常な減りでお困りの方は、パソコン本舗にご相談ください。バッテリーの問題なのか、ソフトウェアの問題なのか、原因の切り分けから対応します。
なお、当店のバッテリー交換は現在、当店購入品のみ対応しています。バッテリー交換が必要な場合は、メーカーサポートまたは対応店舗をご案内します。


