※この記事は2016年に書いたものを、2026年5月にリライトしました。
朝、新聞を読んでいたら広告が目に入りました。
書院WD-VP2が185,000円。
一瞬、目を疑いました。
Amazonでは34,000円です
書院というのはシャープのワープロブランドです。WD-VP2は中古市場で流通している機種で、Amazonでは34,000円ほどで売られていました。同じ商品が、新聞広告では185,000円です。約5〜6倍の価格設定です。
誰が買うのか。
わかっています。パソコンを使ったことがなく、ワープロを長年使い続けているご年配の方です。「壊れたから同じのが欲しい」「パソコンは覚えられないからワープロでないと困る」という方が一定数います。その方たちを対象にした商売です。
腹が立ちます
当店はワープロの修理もしています。ワープロのお客様はほぼ全員ご年配の方です。「これが壊れたら困る」「もう一台欲しい」というお声をよく聞きます。パソコンへの移行が難しい方、長年使い慣れた機器への愛着がある方。そういう方がどれだけワープロを必要としているか、修理をしているのでよくわかっています。その気持ちにつけ込んで、市場価格の5倍以上で販売する。わたしには理解できません。
新聞社にも言いたいことがあります。広告を載せるなら内容をちゃんと調べてほしい。法人だからOK、実店舗があるからOKではなく、消費者が不当に高い金額を払わされるような広告を審査なしに掲載するのは問題です。
【2026年5月追記】10年後も同じ広告が載っています
この記事を書いたのは2016年のことです。10年経った今も、同じ媒体の地元新聞に同じ業者の同じ広告が載っています。書院WD-VP2、185,000円。変わっていません。
10年間同じ価格で同じ商品を同じ新聞に載せ続けて、業者はまだ生きています。つまり売れているということです。この業者は新聞広告を10年間出し続けています。広告費もかかっています。それでも商売が成立しているということは、一定の利益が出ているということです。需要があるということでしょう。あるいは情報格差を利用した商売と言うべきか。
わたしなりに分析してみると、価格設定が絶妙なのかもしれません。20万円を超えると「さすがに高い」と思われて売れない。でも15万円以上でも、欲しい人は買う。185,000円はその境界線を突いた価格なのかもしれません。
もう笑い話です。
ワープロの修理・販売はパソコン本舗にご相談ください。市場価格でご提案します。


