3万円のWi-Fiルーターに買い替えたのに、なぜかつながらない。修理屋が見た本当の原因
「Wi-Fiが繋がりにくいので、3万円の高性能ルーターに買い替えたんですが、症状が全然変わらなくて」
このご相談、修理屋として何度聞いてきたかわからない。
持ってきてもらったルーターを見ると、確かに立派だった。本体に大きなアンテナが3本。見るからに強力そうだ。スペックも申し分ない。最新規格対応、高速接続、広範囲カバー。メーカーのうたい文句は全部揃っている。
でもWi-Fiはつながらない。
「なんで変わらないの?」というご質問への答えは、実はシンプルだ。
原因はルーターではなく、パソコン側にあった。
Wi-Fiが不安定なとき、犯人はどちらか
Wi-Fiが繋がりにくいとき、ほとんどの人は「ルーターが古いせいだ」と思う。だから新しいルーターを買う。
でも実際の現場では、パソコン側の無線LANデバイスに問題があるケースの方が多い。
パソコンには無線LANの受信機が内蔵されている。この部品が経年劣化したり、ドライバー(制御ソフト)が不安定になったりすると、どんなに高性能なルーターを置いても受信できない。水道管が詰まっているのに、貯水タンクを大きくしても水は出ないのと同じだ。
今回もまさにそれだった。
USB Wi-Fi子機1,000円で解決した
試しにUSBタイプのWi-Fi子機をパソコンに接続してみた。
サクッと直った。
Wi-Fiは安定し、接続が切れることもなくなった。かかった費用は子機1個分、1,000円前後だ。
「3万円のルーターは買わなくても良かったね」というオチになってしまったが、これが現実だ。
当店でおすすめしているのはTP-LinkのUSB Wi-Fi子機(TL-WN725N)だ。小型で目立たず、ドライバーのインストールも簡単で、動作が安定している。長年の修理現場で使い続けてきた実績がある。
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「高いルーターを買えば解決する」は正しくない
余談だが、日本の家はそもそも狭い。3本アンテナの高性能ルーターが本領を発揮するのは、広い家や複数フロアにWi-Fiを飛ばしたい場合だ。一般的な住宅であれば、アンテナ内蔵の安価なルーターで電波の届かない場所はほぼない。
Wi-Fiのトラブルで困ったとき、まずルーターを疑う前に試してほしいことがある。
- パソコンを再起動する
- ルーターの電源を一度抜いて入れ直す
- それでも改善しなければUSB Wi-Fi子機を試す
この順番で対応すれば、大半のケースは解決できる。3万円のルーターを買う前に、一度ご相談ください。


