※この記事は2023年に書いたものを、2026年5月にリライトしました。
昔からご贔屓いただいている不動産業の社長様から、緊急の連絡がありました。
「いつも通りパソコンを使っていたら、突然煙が出て、電源がプツンと切れた」とのことです。
煙が出たと聞いた瞬間、マザーボードか電源ユニットの部品が焼けたのかなと推測しました。ところが、お客様がパソコンを抱えてご来店されて確認してみると、焼けていたのはHDDのケーブルの付け根と、ケーブルの一部でした。
10年ほど前に購入して、購入時の状態のまま使い続けていたパソコンです。カスタマイズはされていない。原因は特定できませんでしたが、経年劣化によるものだと思われます。
HDDが焼けているとデータは簡単には取り出せません
HDDが焼けた状態では、パソコンに保存されていたExcelデータや写真などの個人データは簡単には取り出せません。専門の復旧業者に依頼すれば20〜30万円ほどかかる可能性があります。それでも復旧できる保証はありません。
今回は、データは諦めていただくことにしました。
ただ、このお客様にはひとつ大事なことがありました。毎日ホームページを更新することが日課になっているお爺様です。不動産業の社長様で、ホームページビルダーで自分でサイトを更新することを何年も続けてきた方です。その日課を奪うわけにはいきません。
ホームページのデータはネット上に残っていました
幸いだったのは、ホームページビルダーで作成したデータがインターネット上のサーバーに保存されていたことです。パソコンの中のデータが消えても、サイトのデータは残っている。ソフトを再インストールしてサーバーからデータをパソコンに復元すれば、また更新を続けられます。
さらにお客様は7〜8年前のバックアップデータを持っていました。古いデータですが、ないよりはずっといい。これを元に環境を整えることにしました。
HDD交換、Windowsの再セットアップ、ホームページビルダーの再インストール、データの復元、メールとプリンタの設定。これを当日中に完了させることが目標です。
その日は大雨でした
大雨の日でした。本来なら早めに仕事を切り上げて帰るつもりでいました。
でも帰れませんでした。
明日からまたお爺様がホームページを更新できる状態にすること。それが最優先です。雨がどれだけ降っていても、関係ありません。10年間毎日続けてきた日課を、一日でも早く取り戻していただくために、全力で作業しました。
パソコンから煙が出た・突然電源が落ちたという場合はパソコン本舗にご相談ください。

