※この記事は2017年に書いたものを、2026年5月にリライトしました。
2017年、Apple Watch 3を本気で買おうと考えていました。手首に付ける価値があるデバイスだと思っていたし、似合う気もしていました。
でも買いませんでした。
買わなかった理由は構造の問題でした
当時のわたしの携帯はDocomoのガラケーでした。カケホーダイのみで月額2,200円ほどです。Apple Watch 3を使うには、iPhoneが必要で、さらに同じキャリアのパケット契約も必要でした。計算すると月々8,000円以上の追加費用が発生します。
子どもがまだ小学生だった頃の話です。そのお金を子どもに使う方がいいという結論になりました。Apple Watchが欲しいというより、iPhoneとキャリア契約がセットで必要になる構造が問題でした。デバイス単体の問題ではなく、エコシステムの縛りです。
2026年現在、構造は変わりましたか
eSIMが普及して、Apple WatchのセルラーモデルにもeSIMが搭載されるようになりました。単体でLTE通信ができます。iPhoneが近くになくても通話やデータ通信が可能です。
ただし、根本的な縛りは残っています。
2026年現在でも、Apple WatchのセルラーモデルはiPhoneとのペアリングが初期設定に必要で、親iPhoneと同じキャリア系の副回線プランを追加する形が基本です。iPhoneが不要になったわけではありません。格安SIMのSIMカードを直接刺して使う運用もできません。第三者のeSIMプロバイダーも対応していない。キャリアとAppleの閉じた仕組みの中でしか動かない構造は、2017年から本質的に変わっていません。
Appleがハードとソフトとサービスを一体で設計するのはiPhoneと同じです。便利さと引き換えに、囲い込まれる構造です。わたしはiPhoneが嫌いなので、この構造に乗るつもりがありません。
わたしが選んだのはCOROS NOMADです
現在わたしはCOROS NOMADを使っています。登山と3kmマラソンの練習時にだけ着用します。GPSの精度が高く、バッテリーが長持ちします。Apple Watchのような通知機能や決済機能はありませんが、わたしには必要ありません。
スマートウォッチに何を求めるかによって、選ぶべきデバイスは変わります。Apple Watchは通知・決済・健康管理をiPhoneと一体で使いたい方には優れた選択肢です。でもそのためにiPhoneとキャリア契約が必要になる構造を理解した上で選んでほしいと思っています。
2017年に買わなかった判断は、2026年から振り返っても間違っていなかったと思っています。
パソコン・スマートフォン・周辺機器の相談はパソコン本舗にご相談ください。


