※この記事は2024年に書いたものを、2026年4月にリライトしました。
引っ越しで梱包したパソコンを開けたら液晶が割れていた、という20代の女性がご来店されました。
見るからに突起物をぶつけたような割れ方です。引っ越し業者が段ボールに固形物をぶつけたか、荷物を重ねた際に圧力がかかったか、そのどちらかだと思います。

引っ越し業者に補償を求めることができなかった
問題は、お客様が開梱後に気づいたという点です。引っ越し当日に業者の立ち会いのもとで確認していなかったため、事後の連絡になってしまいました。引っ越し業者からの補償はなかったとのことです。
わたしが見た限り、引っ越し業者の運送が原因で破損した可能性が高いと判断しました。診断書を出して業者への交渉に使えるよとお伝えしましたが、かかわりたくないとのことでした。20代の女性が一人で引っ越し業者に文句を言いに行くのは難しいです。営利企業が簡単に非を認めるわけもない。お客様の立場では正直難しい選択です。腹が立ちます。
せめてもと思い、値段を下げて修理しました
メーカーへの修理見積もりは約8万円とのことでした。液晶パネルの交換修理です。この機種は液晶トラブルが多く、当店でも10台以上液晶交換した記憶があります。パネルの入手も可能だったので、当店で受け付けました。
せめてもという気持ちで、少し値段を下げてお受けしました。メーカー見積もりの半額以下で修理完了です。パネルの納期は10日前後でした。
この機種は液晶を保護するふちがなく、割れやすい構造です。デザインはかっこいいのですが、その分リスクがあります。
引っ越し業者を責めるより梱包を徹底する方が現実的です
引っ越し業者の中には、その日だけ雇用された日雇いのアルバイトが混じっていることがあります。荷物の扱い方の教育が十分でない場合もあります。業者を責めても液晶は元に戻りません。
現実的な対策は梱包の徹底です。パソコンを引っ越しで運ぶ際は、元の箱があればそれに入れる、なければ気泡緩衝材で何重にも包む、液晶面には直接圧力がかからないようにする。この3点を守るだけで、今回のような被害は防げます。
また家電品は引っ越し業者に設置まで依頼して、その場で動作確認を立ち会いのもとで行うことが重要です。後から気づいても補償を求めることが難しくなります。
引っ越し後にパソコンが壊れていた、液晶が割れていたという場合はパソコン本舗にご相談ください。メーカー修理より安く対応できる場合があります。

