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大切にされているパソコンを預かるとき、少し気が引き締まるという話

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iMac修理中 修理

※この記事は2017年の修理事例をもとに、2026年4月にリライトしました。なお現在は出張での修理品受け取りおよびMacの修理は受け付けていません。

長嶺エリアの個人事業主の40代男性のお客様から修理依頼をいただきました。出張して修理品を受け取りに伺うと、iMac 27インチがきれいな化粧箱に入った状態で出てきました。

化粧箱を今でも大切に保管している。それだけでわかることがあります。このパソコンを大事に扱っているんだな、ということです。お客様から直接そう言われたわけではありませんが、箱を見ればわかります。

毎回丁重に作業はしています。でもこういうお客様のものを預かるとき、少し気が引き締まります。

iMac 27インチに多いGPUトラブル

症状は電源が入らないというものでした。iMac 27インチはこの世代に特有のGPUトラブルが多い機種です。グラフィックチップの半田が経年劣化で浮いてしまい、接触不良を起こすケースです。

対処はリフローです。基板を加熱して半田を一度溶かし直し、接触を復活させる作業です。温度管理が重要で、やりすぎると別の部品を傷めます。慎重に作業を進めました。

結果、無事に起動するようになりました。当日中に納品できました。

化粧箱を見るだけで伝わること

パソコンを購入したときの化粧箱を何年も保管している方は、意外と少ないです。邪魔になるので捨ててしまうのが普通です。それでも残している方は、そのパソコンへの思い入れが強い。捨てられなかった理由が箱に詰まっています。言葉より正直な情報です。修理屋をやっていると、こういう細かいところから多くのことが読めるようになります。汚れ方、傷の入り方、どこが擦れているか。大切にされているかどうかは、見ればわかります。

大切にしているものを預かる責任

納品のときにお客様がiMacを受け取る顔を見ながら、改めて思いました。道具を大切にする人は、直った道具をまた大切に使い続けます。修理したものが長く使われるというのは、修理屋として一番嬉しいことです。

この仕事をしていると、自分が身につけているもの、使っている道具への向き合い方も変わります。大切に使われているものを毎日見ているせいか、わたし自身も仕事道具を雑に扱えなくなりました。当たり前のことですが、使う人の姿勢が道具に出るなと感じます。

iMacのGPUトラブル、電源が入らない、画面が映らないといった症状でお困りの方は、パソコン本舗にご相談ください。なお現在はMacの修理は受け付けていませんので、あらかじめご確認ください。