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Google Playカードで18万円払わされた。1個3万円×6個という計算の話

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詐欺 パソコン豆知識

※この記事は2022年に書いたものを、2026年5月にリライトしました。

「コンビニでGoogle Playカードを18万円分買ってしまいました」と、60代後半の男性がご来店されました。

話を聞くと、計算式がありました。ウイルスが6個感染している。1個消すのに3万円かかる。3万円×6個=18万円。相手はそう説明したそうです。

単純な掛け算です。でもその場では疑えなかった。

相手は心理学のプロです

サポート詐欺の相手は心理学のプロフェッショナルです。電話口で長時間話し続けて、脳を疲れさせます。判断力を奪い、こちらの言葉を信じ込ませる。洗脳に近い状態にしてからお金を要求してくる。

コンビニで18万円分のカードを買おうとしたとき、店員に一度止められたそうです。でも買い続けた。止めた店員が「関わりたくない」という雰囲気の人だったため、強く引き止めなかった。運が悪かったとしか言いようがありません。

お客様は完全に信じ込んでいました。間違いないと思い込んでいた。この状態に持っていくことが、詐欺師の仕事です。頭が悪いとか注意力が足りないという話ではありません。それだけ巧妙に設計されています。

来店後、わたしは厳しく説明しました

わたしは言葉を選ばない性格です。お客様が落ち着くまで、叱咤ともいえるくらいの口調で何度も説明しました。

ウイルスを1個消すのに3万円という料金体系は存在しません。Google Playカードで支払いを求める正規のサポートは存在しません。Microsoftもパナソニックもソニーも、Google Playカードで修理代を請求することはありません。

パソコンを確認しました。遠隔操作ソフトが入っていたので削除しました。詐欺の画面は止めました。できることはやりました。

Google Playカード詐欺の手口と対処法

突然「ウイルスに感染しています」という画面が出て、電話番号が表示される。電話すると片言の日本語でサポートを名乗る相手が出て、Google Playカードでの支払いを求める。これが典型的な手口です。

正規のサポートや公的機関がGoogle Playカードでの支払いを求めることは一切ありません。この一点だけ覚えておいてください。

画面が出たらまず電話しない。カードを買わない。表示された番号に連絡しない。家族か専門店にすぐ相談してください。すでに支払ってしまった場合は、警察または消費生活センターへの相談をご検討ください。

実際に詐欺番号に電話して録音した動画があります。手口の参考にしてください。

修理屋の本音

正直に書きます。

このような詐欺に引っかかった方は、高確率でまた引っかかります。詐欺業者は「支払った人のリスト」を持っていて、業者同士で名簿を共有しているはずです。一度払った人は次のターゲットになりやすい。

仕事としてお客様を助けることには限界があります。身内であれば強制的にスマホの設定を制限したり、怪しい電話をブロックしたりできます。でも他人のお客様にそこまでできない。説明して、理解してもらって、あとはお客様自身が気をつけるしかない。

それでも来店してご相談いただければ、できることは全部やります。詐欺画面の停止、遠隔操作ソフトの削除、再発防止の設定。熊本でサポート詐欺被害にお困りの方はパソコン本舗にご相談ください。