※この記事は2024年に書いたものを、2026年5月にリライトしました。
旅行から帰ってきたら、毎日使っていたパソコンの電源が入らなくなったとご連絡がありました。
旅行前は普通に使えていたそうです。3日留守にして帰ってきただけです。
CMOSクリアで直ると思いました
ちょうどこの時期、熊本は大雨が続いていました。湿度が高い環境で長時間放置されると、パソコン内部の部品が影響を受けることがあります。特に一体型は密閉構造ではないため、湿気が内部に入り込みやすい。こういうときはCMOSクリア、要はリセット放電のような作業で直ることが多い。サクッとやってみました。
直りませんでした。
原因はマザーボードの故障でした
ACアダプタを差し込んだだけで、バッテリーは内蔵されていないのに10Wほど電力を消費しています。何もしていない状態でこれだけの電力を消費するのは、どこかで電気が正常でない場所に流れているということです。マザーボード上の部品がショートしているサインです。
故障した部品を特定できて調達が可能であれば基板修理も選択肢に入りますが、部品の特定・調達・実装には高い技術が必要です。わたしの技術ではそこまでできません。今回はマザーボードを丸ごと交換することにしました。
FMVF90A3は分解が難しい一体型です
このパソコンはFMVF90A3という一体型です。液晶パネルと本体が一体になっている構造上、液晶を外さないと内部にアクセスできません。どこにネジが隠れているか、爪の位置がどこか、知らなければパネルが割れて終わりです。このFMVF90A3は外す順番が決まっていて、間違えると液晶パネルのケーブルが断線します。

ただ、過去に同じ機種を数回分解した経験があります。どこにネジが隠れているか、どの順番で外すかが頭に入っている。それがなければ今回もかなり手間取っていたと思います。修理の経験は確実に積み重なっています。
マザーボード交換後はOS認証の問題が出ることがあります
交換用マザーボードが入荷してから組み替えます。マザーボードを交換するとWindowsがハードウェアの変更を検知して、ライセンス認証が必要になることがあります。Microsoftアカウントに紐づいている場合は再認証で通ることがほとんどです。たぶん大丈夫かなと思っています。
パソコンのマザーボード交換・修理はパソコン本舗にご相談ください。


