期日前投票に行ってきました。
自宅から徒歩20分ほどの小学校の体育館です。久しぶりに歩きました。投票所の体育館というのは、選挙のときにしか入らない場所です。いつ来ても同じ空気がします。
政治に興味がないと言えば、それまでです
正直に書きます。パソコン本舗は銀行からの借り入れもなく、役所との取引もなく、どこかに依存して働いているわけでもありません。プライベートも、コンビニに行かない、現金もほぼ使わない生活です。物価が上がったとか法律が変わったとか、ニュースを見ても実感がわかないことの方が多い。日経平均がどうなっているかなんて、10年以上気にしたこともありません。
政治に興味がないと言えば、それまでです。
でも今回、投票に行きました。
1票が合理的かどうか、真剣に考えました
政治学を自分なりに勉強したことがあります。その中でわかったのは、わたし一人の1票で選挙結果が左右されることは、確率的にほぼありえないということです。そう考えると、投票に行かない方が合理的という結論になります。時間を使って歩いて行く意味があるのか。
でもやっぱり、1票でも必要だという考えも捨てられない。
この矛盾を頭の中でぐるぐる考えながら、結局投票に行くことにしました。
子どもたちが成人になるころのことを考えた
わたしの今の生活はほぼ完結しています。世の中がどうなっても、自分の仕事や生活に大きな影響は出ない。あと10年ちょっとでリタイアを考えている身としては、正直そういう計算になります。
でも子どもたちは違います。これから社会に出ていく。制度や仕組みの中で選択をしていかなければならない。このままでは、子どもたちが成人になったとき、相当苦労するのではないかと思っています。自分にできることを、今のうちに少しでもやっておこうという気持ちが湧いてきました。
何が大きく変わるわけではないかもしれない。わたし一人の1票で何かが変わるのかもわからない。でも自分の中で納得できるように動いておきたかった。それだけです。
静かに、自分の判断で行動できる
誰かに影響を与えたいわけではありません。考えを共有してほしいわけでもありません。ただ自分はこう思ったし、こう行動した。それだけの話です。
投票所の体育館を出て、帰り道を歩きながらいろいろ考えました。投票率が下がり続けている話はよく聞きます。合理的に考えれば行かない方がいいという結論になる人が多いのかもしれない。でもみんなが合理的に行動した結果、何も変わらない社会が続くというのは、それはそれで非合理だと思っています。こんなふうに静かに、自分の判断で行動できるのが今の日本のいいところだと思っています。それだけは守ってほしいと、子どもたちのために思いながら、自宅に着きました。


