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AmazonのSMS詐欺メール、無視して大丈夫です。理由を説明します

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amazonsagi パソコン豆知識

※この記事は2017年に書いたものを、2026年5月にリライトしました。

「これ、無視して大丈夫ですか?」と、いつもご来店いただいている40代の女性がスマホを見せながら聞いてきました。

AmazonをかたるSMSショートメールが届いていました。「お客様のAmazonアカウントに未払いがあります。至急ご確認ください。法的措置を検討しております」という内容です。

お客様はすでに返事をせず、リンクも踏んでいませんでした。「なんとなく怪しいのはわかるんですけど、なんかもやもやして」とのことでした。

そのもやもや、正しいです。

なぜこのメールが詐欺だとわかるのか

Amazonに限らず、ネット通販は基本的に先払いです。カード決済か代引きで、代引きの場合は配達員に現金を渡さなければ商品を受け取れません。つまり未払いで商品だけ手に入るという構造が、そもそも存在しません。本人でも難しいのに、他人がなりすまして商品をもらうのはさらに難しい。というか犯罪です。

次に規模の問題です。Amazonは世界有数の大企業です。その会社が、日本の一個人の4〜5万円程度の未払いに対して法的措置を取るというのは、現実的ではありません。Amazonからすると「そんな暇はない」というのが正直なところです。

冷静に読み返すと、文章がおかしいことに気づきます。日本語が不自然だったり、送信元の番号が見慣れないものだったりします。Amazonからの正規の連絡は、アプリやメールアドレス経由で来ます。SMSのショートメールで未払いを通知してくることはありません。

お客様のもやもやは正しい

この手の詐欺メールは、受け取った人が「もしかしたら本物かもしれない」と不安になることを狙っています。身に覚えがなくても、大量に送りつければ一定数が引っかかる。数打てば当たるという作戦です。

お客様は返事もせず、リンクも踏まずにいました。それで正解です。もやもやした理由は「怪しいとわかっているのに確信が持てない」という状態だったからだと思います。その感覚は正しい。詐欺を見抜く力が働いていた証拠です。

わたしが理論的に説明すると、お客様の表情がすっきりしました。「やっぱりそうですよね」と笑顔で帰られました。

わたし自身、詐欺に突入したことがあります

実はわたし、興味本位で詐欺に引っかかったふりをして、やり取りを続けたことが何度かあります。最初は巧みな文面で来るのですが、こちらが細かい質問をしたり、おかしな返答をしたりすると、途中からやり取りが支離滅裂になっていきます。矛盾を指摘すると話が変わる。前の内容を忘れたような返事が来る。

結論として、この手の詐欺はある程度知識のある人には通用しない仕組みになっています。知識がない人、不安になりやすい人を標的にした数打ち作戦です。わたしが突入してわかったのは「詐欺師もそこまで賢くない」ということでした。笑

このお話をお客様にしたら、大笑いしていました。

Amazon詐欺メールや不審なSMSでお困りの場合は、パソコン本舗にご相談ください。