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USBメモリに個人情報を入れてはいけない理由と、裁判所の謎のお知らせ

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usbメモリ パソコン豆知識

※この記事は2016年に書いたものを、2026年4月にリライトしました。

USBメモリはどこでも買えて安くて手軽です。だからこそ、雑に扱われます。紛失も多い。

わたしはUSBを外に持ち出すとき、ストラップに取り付けて首からぶら下げています。なくすのが怖いからです。修理屋として長年やってきて、USBの紛失・破損トラブルを何件見てきたかわかりません。手軽さの裏側に潜むリスクを知っているからこそ、自分は慎重にやっています。

USBメモリに入れていいデータ、ダメなデータ

わたし自身がUSBに保存するのは、設定ファイルやフリーソフトなど、インターネットから誰でも入手できるものだけです。個人情報・機密情報・仕事のデータは入れません。万が一なくしても、実害がないものだけにしています。

でも現実には、学校の先生が生徒の成績データを入れたまま持ち歩く、市役所の職員が市民の個人情報を保存したまま持ち出す、PTAのお母さんが会員名簿をそのまま保存している、こういったケースが後を絶ちません。外部への持ち出しを禁止している企業も増えていますが、人間が管理している以上ミスは必ず起きます。ルールがあっても守られないのが現実です。

個人情報や機密情報は、そもそもUSBに保存しない仕組みを作るのが正解です。入れない運用を徹底することが、一番確実な対策です。

裁判所のUSBに関するお知らせが話題になっていました

2016年頃、こんなツイートが話題になっていました。

事務所「データ流出及びウイルス感染を防止するために、USBメモリの使用は控えて下さい」→わかる
検察庁「データ流出及びウイルス感染を防止するために、USBメモリの使用は厳禁です」→わかる
裁判所「データ流出及びウイルス感染を防止するために、USBメモリを使用して下さい」→????

裁判所が「防止するために使ってください」と言っているという内容です。禁止するために使えというのか、使うことで防止できるとでも思っているのか。当時見たときに笑ってしまいましたが、笑えない話でもあります。セキュリティポリシーを作る側が理解できていない、というのは組織あるあるです。

USBメモリの正しい使い方

USBメモリは一時的なデータの持ち運びに使うものです。長期保存には向きません。物理的に壊れやすく、寿命もあります。書き込み回数の上限があって、古くなると突然読めなくなることもあります。

大切なデータの保管先としては、クラウドストレージか外付けHDDを使ってください。USBメモリはあくまで「今日だけ持ち運ぶ」ための道具です。それ以上の使い方をすると、いつかひどい目に遭います。

USBの紛失・破損・データが読めなくなったという場合はパソコン本舗にご相談ください。