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薄くて軽いノートPCほど壊れやすい──重いパソコンの原因と対処の話

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薄いノートPC 修理

購入して1年も経っていないNECのノートパソコンが重いという50代男性がご来店されました。新品に近い状態です。

こういうケースは原因の特定が難しいです。初期化すれば解決するケース、SSDに換装すれば解決するケースなら話は早い。でも今回はどちらも当てはまらない可能性がありました。

購入1年未満でも遅い原因は複数あります

NECのノートパソコンはプリインストールされている専用アプリが多い。これが悪さをしている可能性があります。また一時期問題になったIntel CPUの世代ごとの欠陥の可能性もあります。リコール対象のメモリが発熱に耐えられず故障しているケースもあります。新品でも遅い原因は一つではありません。

ただしこれを全部確認していくとキリがありません。まず初歩的な対処から順番に試すのが現実的です。その最初の一手が一時ファイルの削除です。

一時ファイル削除は掃除です、修理ではありません

一時ファイルを削除すると空き容量が増えます。Cドライブの空きが少ない状態でWindowsが動いていると、動作が重くなることがあります。その場合は削除が効きます。ただしHDDの劣化やCPUの欠陥、アプリの不具合が原因なら、一時ファイルを消しても根本解決にはなりません。

部屋のゴミを捨てる作業に近いです。部屋は片付きます。でもエアコンが壊れているなら、ゴミを捨ててもエアコンは直りません。パソコンも同じです。

安全な削除手順

初心者の方にお勧めする手順は以下の通りです。Windowsフォルダの中を直接触るのは危険なので、設定から操作してください。

  1. まず再起動する
  2. 設定→システム→ストレージ→一時ファイルを開く
  3. 内容を確認して削除する
  4. ゴミ箱を確認してから空にする
  5. Windows Updateが正常に終わっているか確認する
  6. それでも重いなら診断を依頼する

%temp%を開いて全部削除という方法もありますが、初心者の方にはWindowsの設定から操作する方が安全です。フォルダごと消してしまうミスが起きやすいからです。

薄い・軽いノートPCほど壊れやすい

今回のお客様のパソコンを見ながら改めて思いました。薄くて軽いノートPCほど壊れやすいです。

薄くするためには冷却スペースが削られます。軽くするためには部品が小さくなります。結果として発熱に弱く、衝撃にも弱い構造になります。見た目がよく「薄い・軽い」を売りにしているモデルほど、修理現場では問題を抱えて持ち込まれることが多いです。

パソコンが重い、動作が遅い、新品なのにおかしいという場合はパソコン本舗にご相談ください。原因を見てから対処を判断します。