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「相性問題ですね」と言う店員とAIは信用しないでください

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作業中 パソコン豆知識

「相性問題ですね」という言葉を使うお客様が定期的に来店されます。若い男性に多いパターンです。

ネットで調べてきた、最近はAIに聞いてきた、という感じです。「メモリが認識しない、相性問題だと思うんですけど」という入り方です。

わたしの答えは毎回同じです。相性問題はほぼありません。

20年前と比べてハードウェアの相性問題はほぼなくなりました

25年以上パソコンの部品を扱ってきましたが、現在ではハードウェアの相性と呼べる現象はわたしの経験上ほぼありません。メモリが認識しない、グラボが動かない、USBが使えない。こういった症状の原因はほぼ100%、規格の不一致・BIOS設定の問題・ドライバの不具合・初期不良のどれかです。

笑い話ですが、Windowsというソフトに関してはDLLの干渉によるトラブルは20年前と比較して一桁増えたと思います。ハードウェアの相性はほぼゼロになったのに、ソフトウェアのトラブルは逆に増えた。これがパソコン修理の現場の実態です。

「相性ですね」と言う店員は問題から逃げています

量販店や一部のショップで「相性の問題かもしれませんね」と言われて終わった経験がある方はいませんか。これは技術力が不足した店員が、根本原因を調査せずに逃げている言葉です。

昔からこういう店員は存在しましたが、最近は増えたように感じます。ネットやAIで仕入れた浅い知識で回答して、解決できない問題を「相性」という便利な言葉で片付ける。お客様にとっては何も解決していないのに、その場が終わってしまいます。

ネットで「相性だよ」と回答している人は初心者です

昔でいうと価格.comの掲示板、Yahooのカテゴリマスター。今はSNSやAIです。こういった場所で「相性問題だと思います」と回答している人は、基本的にパソコン好きのオタクか、パソコンに詳しいつもりの初心者です。

質問者が何に困っているかを正確に理解できないまま、知っている言葉を並べて回答している書き込みを何度も見てきました。これは昔から変わりません。

わたしのような現場のプロが、お金にならない掲示板で書き込むことはありません。なぜなら自己満足は必要ないからです。現場で毎日お客様と向き合っていれば、掲示板で承認欲求を満たす必要はありません。

つまりネットで「相性だよ」と回答している人は間違った回答をする初心者であり、現在はその情報をうのみにして回答するAIということになります。AIに相性問題を聞いて「相性かもしれません」と返ってきたら、その回答は20年前の掲示板の初心者と同じレベルだということです。

相性問題と言われたら実際に確認すべきこと

メモリが認識しない、パーツが動かないという場合に確認すべき順番は以下です。メモリの規格が正しいか、BIOSの設定に問題がないか、ファームウェアが最新かどうか、ドライバが正しく入っているか、パーツ自体が初期不良でないか。この手順で確認すれば、ほぼすべてのケースで原因が特定できます。

「相性ですね」で終わりにするのは原因の特定を放棄しているだけです。

リアルの店舗で信頼できる店員と付き合うのが一番です。当店はレクチャーは対応していませんが、ブログに現場の実態を書き続けています。何か気づきがあれば幸いです。パソコンのトラブルはパソコン本舗にご相談ください。