※この記事は2017年に書いたものを、2026年8月にリライトしました。
お盆に入院していました。大きめの検査で、ほぼ手術のようなものでしたが、無事に退院できました。
病室で静かに過ごしながら、いろいろなことを考えました。
入院中もパソコンのことを考えていました
看護師さんが使っている端末がLenovo製だとわかりました。手術室の画像表示装置は、表示の雰囲気からWindows XP時代のGDI方式を使っているように見えました。病棟の天井と廊下に設置された無線ルーターの数と配置も気になりました。
入院中の病室で、気づいたらそういうことを観察していました。
やっぱりパソコンが好きなんだなと思いました。
チャンスは二度と来ないと思った方がいい
静かな病室で、もうひとつのことを考えていました。チャンスの話です。
これまでの人生で、チャンスが来たと感じた瞬間が3〜4回あります。仕事の話ではなく、もっと個人的な話です。詳しくは書けませんが、どれも決して忘れることのない苦い記憶です。
共通しているのは、備えていなかったということです。
チャンスは突然やってきます。準備ができていない状態でやってくる。そのとき「もう少し〜しておけばよかった」「あのとき〜しておけばよかった」と後悔しても、チャンスはすでに過ぎています。同じチャンスはまずやってこない。そう思っておいた方が正確です。
「次があるさ」と思って先延ばしにしてきた結果、同じ後悔を3〜4回繰り返しました。9年経った今もまだ備えられていない部分があります。これは正直に認めなければなりません。
病室で点滴を受けながら、「このまま終わるのはまずい」と思いました。
修理屋として、備えることの意味を考えます
パソコン修理の仕事をしていると、「もっと早く相談してくれれば」という場面があります。壊れる前兆があったのに放置して、完全に壊れてから来店される。データが消えてから「バックアップを取っておけばよかった」と言われる。
これも備えの話です。チャンスが来たときに取れる状態にしておく。パソコンも人生も、準備している人だけが最悪の事態を避けられます。
「また今度」を一度やめてみる
入院して、健康でなければ何もできないという当たり前のことを実感しました。仕事も、備えることも、動くことも、体が動かなければ何も始まらない。
退院してから意識していることがあります。「また今度」という言葉を使わないようにすることです。完全にはできていませんが、意識するだけで少し変わります。後回しにしようとした瞬間に、病室で考えたことを思い出します。
チャンスは来たときに取れる状態にしておく。それだけのことです。準備していなければ取れない。準備している人だけが取れる。当たり前の話ですが、わかっていてもできないのが人間です。少なくともわたしはそうでした。
この記事を書いたのは2017年のことです。9年経って書き直しながら、まだ同じことを自分に言い聞かせています。
パソコン本舗は今日も営業しています。

