自作PCに挑戦中の20代男性が、途中で詰まってしまったと持ち込んできた。
SSDを取り付けてもパソコンがまったく認識してくれない。原因はマザーボードのBIOSファームウェアが古すぎて、新しいSSDに対応していないことでした。自分で調べて、手を動かして、そこまでやったのに最後の壁で詰まった。知らなければ詰まって当然の場所です。
BIOSアップデートは、今でも緊張する作業です
BIOS(Basic Input/Output System)は、パソコンの電源を入れた瞬間に最初に動くプログラムです。ハードウェアを認識して、Windowsを起動するための土台になっています。このファームウェアが古いと、新しいSSDを差し込んでも「そんなもの知らない」と無視されてしまう。
解決策はマザーボードメーカーの公式ページから最新のBIOSファームウェアとアップデートツールをダウンロードして、更新作業を行うことです。手順自体は昔に比べてずいぶん簡単になりました。以前はUSBメモリで起動してコマンドを打つような作業でしたが、今はツールを使えばWindowsの画面上から更新できるケースも多い。
ただ、慣れていても毎回緊張はします。BIOSアップデートは、失敗すると起動しなくなるリスクがある。今風に言えば「文鎮化」です。電源は入るのに何も動かない、完全に使えない状態になる。リカバリーの手段がないわけではありませんが、確実ではない。だからこそ、作業前の確認と手順の正確さが大事になります。
今回はマザーボードメーカーの公式ページで最新ファームウェアを確認し、ツールを使って更新作業を実施。無事にSSDが認識されました。
SSD認識後、Windows11をクリーンインストールして完了
SSDが認識できるようになったところで、Windows11をクリーンインストール。起動確認、動作確認を行い、修理完了です。
組み立てPCはパーツの世代がバラバラになりやすい。マザーボードは古くて、SSDだけ新しいものを買った──このパターンでBIOSの壁にぶつかることはよくあります。「認識しない」「インストールできない」という症状で持ち込まれるケースは珍しくありません。
自作PCで詰まってしまった方、BIOSまわりで困っている方は、パソコン本舗にご相談ください。


