※この記事は2017年に書いたものを、2026年4月にリライトしました。
「プリンターの紙が詰まって、買い替えようか迷っています」と、80代の常連のおじいちゃんがご来店されました。
まず確認してみましょうということで、お預かりして調べました。
原因はボールペンが挟まっていただけでした
紙の排出口にボールペンのようなものが挟まっていて、用紙が排出できない状態になっていました。取り除いてテスト印刷をすると、残っていた紙の切れ端も無事に出てきて、問題なく動くようになりました。作業時間は数分です。
買い替えなくて済みました。
プリンターメーカーのインクビジネスが気に入りません
正直に書きます。プリンターメーカーのビジネスモデルが好きではありません。
廃インクパッドという仕組みがあります。プリンター内部に廃インクを吸収するパッドが入っていて、これが満杯になると「使用限界です」と表示されて印刷できなくなります。パッドを交換すれば直りますが、対応しているメーカーは少なく、事実上買い替えを促す仕組みになっています。
互換インクを排除しようとする動きもあります。純正インク以外を使うとエラーが出るようにファームウェアをアップデートするケースがあります。インクで儲けるためにユーザーの選択肢を狭めているわけです。
だから紙詰まりで簡単に直せるケースは喜んで修理します。メーカーの販売数が1台減るなら本望です。
買い替える前に確認してほしいこと
プリンターが動かなくなったとき、すぐに買い替えを検討する前に確認してほしいことがあります。紙が詰まっているだけかもしれません。今回のように異物が挟まっているだけかもしれません。ケーブルが抜けているだけのこともあります。
買い替えると、それまで買いだめしたインクが無駄になります。同じ機種を買い直すのも釈然としません。少し待ってご相談いただければ、修理で済む場合があります。
特に年賀状の時期は紙詰まりのご相談が増えます。印刷しようとしたら動かない、紙が途中で止まる、エラーが出るという場合はパソコン本舗にご相談ください。買い替えを決める前に一度診断します。
プリンターの寿命と修理できないケース
プリンターが修理できないケースも正直に書いておきます。先ほど書いた廃インクパッドが満杯になった場合、ヘッドが完全に詰まって回復しない場合、基板が故障している場合はメーカー修理か買い替えになります。当店でも対応できないことがあります。
ただし今回のような異物の混入、紙の詰まり、ケーブルの接触不良、ドライバの問題など、単純な原因であればその場で解決できることが多いです。症状を見てから判断するので、まず持ち込んでください。診断だけでも対応します。


