「日本のメーカーだから安心なんです」
なぜNECを選ばれたのかお聞きすると、そうおっしゃいました。初めてご来店された40代の女性です。
お持ちいただいたのはNEC LaVie(2025年式)。液晶が割れていました。ご依頼内容は液晶交換です。さっそく分解します。
ネジを外して、ベゼルを剥がして……最初に出てきたのはバッテリーです。
Lenovoのロゴが入っていました。
続いてマザーボード。
Lenovoのロゴが入っていました。
SSD。
WDのロゴが入っていました。


2011年から、NECはLenovoグループの傘下です
NECがLenovoと合弁会社「Lenovo NEC Holdings」を設立したのは2011年のことです。東日本大震災の年です。日本が大変なときに、NECはパソコン事業を手放した。
それ以降、NECのパソコン事業はLenovoの傘下に入っています。バッテリーにもマザーボードにも、Lenovoのロゴが入るようになりました。


SSDだけ違うのはなぜか
SSDはWD(Western Digital)でした。アメリカのメーカーです。
Lenovoは意図的にここだけ変えているのかもしれません。WDはストレージの品質が高いと評価されているメーカーです。「SSDだけは良いものを使う」という判断なのか、それとも製造ラインの都合なのか、わたしには分かりません。
ただ、面白いと思いました。バッテリーとマザーボードはLenovo製、SSDはWD。NECを分解してはじめてわかることです。

「絶対に中国製は選ばない」お客様がNECを選んでいます
これは笑えない話なのですが。
「絶対に外国製は嫌。日本のメーカーで。」そうおっしゃるお客様ほど、NECを選ばれます。
わたしはそれを止める立場にありません。修理を承る立場です。
ただ一点だけお伝えしておきます。
中国には国家情報法という法律があります。中国企業は政府の情報活動に協力する義務があると定められています。Lenovoは中国の企業です。「リスクがゼロとは言い切れない」ということを、一度だけ考えてみてください。
警察も学校も病院もとっくにLenovoです
警察署、運転免許センター、学校、国立病院。すべてにLenovoの導入実績があります。
総理に問いたい。NECが中国のLenovoグループの傘下にあり、日本の主要な市区町村機関・大手企業に10年以上前から導入されていることを、ご存知なのでしょうか。
もう止められない、とわたしは思っています。でも、一人でも多くの方に知ってほしい。知った上で使う、知った上で選ぶ。それだけでも違います。
Lenovoのロゴ一つで鬱になります
わたしはあと10年ちょっとで仕事を終えるつもりです。そのとき、パソコン業界はどうなっているでしょうか。日本製が全滅して、中国や韓国どころか、ベトナムやインドに先を越されているだろうと思っています。オートバイや他の業種ではすでにそれを実感しています。
子供たちの将来がとても不安です。
今日もNEC LaVieを分解して、Lenovoのロゴを見ながら、そんなことを考えていました。
Lenovoのロゴ一つで鬱になります。
今回は液晶パネルを交換して、お返ししました。「きれいに映るようになった」と喜んでいただきました。
液晶パネルの交換・パソコン修理はパソコン本舗にご相談ください。

