※この記事は2019年に書いたものを、2026年5月にリライトしました。
AMD Ryzen搭載のノートパソコンを使っている30代の女性から問い合わせがありました。
AMD Ryzenはわたしが個人的にお気に入りのCPUです。Intel i7と比べて省電力、高性能、低価格。同スペックのIntel機より安くて性能が出る。お客様にも積極的におすすめしているCPUです。そのお気に入りの機種を使っているお客様からの問い合わせだったので、少し身構えました。
朝食中に夢中になって、お水をこぼしました
新品購入から半年で突然起動しなくなったとのことです。話を聞くと、朝、出かける前に食事をしながらお水を飲んでいたとのことです。何かに夢中になっていたのか、パソコンにお水をこぼしてしまったそうです。
メーカーに修理に送ったところ「水をこぼされているので補償対象外」と返ってきました。
それはそうです。
保証期間内でも補償対象にならないケースは大きく3つあります。液晶パネルを割った場合、落下による破損、そして水こぼしです。いずれもお客様の過失による故障です。メーカーが補償しないのは当然の話です。
水こぼしを申告していませんでした
問題はここです。お客様はメーカーに送るとき、水こぼしのことを申告していませんでした。「突然起動しなくなった」と説明していたそうです。
本人に悪意はなかったと思います。初心者の方で、水こぼしと起動しなくなったことが関係しているとは思っていなかった可能性があります。でも修理を受ける側の人間からすると、隠したように見えます。悪意があったと取られても仕方ない状況です。
水こぼしは必ずわかります。内部に水が入ると錆が発生します。基板がショートした跡が残ります。目視でわからなくても顕微鏡で見れば一発です。見る人が見れば隠しようがありません。修理に送るときに「水をこぼしたかもしれない」と一言添えるだけで、こちらも適切な対応ができます。申告なしで送ると、故意に隠したと判断されることがあります。最悪の場合、詐欺に該当するケースもあります。
当店でマザーボードを交換しました
メーカーから戻ってきたパソコンを当店でお預かりしました。マザーボードが水によるショートで損傷していました。マザーボードを交換して修理完了です。
お気に入りの機種なので、直ってよかったです。水には勝てませんでしたが、マザーボードを換えて復活しました。
パソコンに水をこぼしたときは、すぐに電源を切って、そのままの状態でご相談ください。通電し続けると基板がショートして、修理できる範囲が狭まります。修理に送るときは、水をこぼしたことを必ず申告してください。申告することで適切な対応ができます。隠しても必ずわかります。
ノートパソコンの水こぼし修理はパソコン本舗にご相談ください。


