今日は日曜出勤です。
来週末は熊本で公演中の木下サーカスに行きたいので
前倒しで仕事をしているわけです。
お客様にハードディスクの話をするときにモック(模型)があればいいなと思い、実物を分解することにしました。
ハードディスクは大切な大切なデータが入っていますが、その割には簡単に分解できてしまいます。
裏の基盤もねじ止めです。
ただ、ねじはプラスマイナスのドライバーでは回せません。
基盤は簡単に外せます。
接続部が二か所あり、ここを壊したら使えなくなります。
表も外しました。
隠しねじがありますが、基本はねじを外すだけです。
接着剤で貼り付けている事もなく、「カパッ」と開きます。
丸い円盤が実際のデータが書き込まれている磁気ディスク。
針みたいなのがデータを読み取る磁気ヘッドといいます。
磁気で書き込まれているので電気がなくても保存されているという仕組み。
強い磁気でデータが消えてしまう脆さもあります。
このディスクやヘッドを動かすためにスピンドル・ステップモーターがあるのですが、
主にこのモーターが壊れることが原因としては多いようです。
磁気ディスクは鏡のようです。
完全な個人情報のデータ破壊を望むならこのように分解して
基盤をペンチで折り曲げて、
磁気ヘッドを折り、
磁気ディスクは鋭利なカッターなどで傷をつけるとよいでしょう。
企業価値が1億のデータだろうが、どれだけ地位の高い人だろうが利用しているハードディスクは共通です。ドライバー一本で破壊することができるのです。