知り合いの方から、こんな話を聞きました。
熊本市内の某上場企業のパソコンショップで修理を依頼したところ、「ACアダプタの差し込み口が壊れている。落下が原因で基板が歪んでいる」という説明とともに、9万円の請求を受けたとのことです。パソコンに詳しくなかったこともあり、そのまま了承してしまったそうです。
正直に言います。その金額を聞いて驚きました。
相場はいくらか
参考として、一般的な15.6インチノートPCのマザーボード交換でも、相場は3万5千〜5万円前後です。マザーボードごと交換する最も高額な修理でもこの価格帯です。
ACアダプタの差し込み口(DCジャック)の修理は、基板の損傷がなければ部品代と工賃を合わせても1〜2万円台で収まることがほとんどです。「基板が歪んでいる」という説明がどこまで正確だったのかは確認できませんが、9万円という金額は一般的な相場から大きく外れています。
なぜ高額になるのか
大手の量販店や上場企業の修理窓口では、作業は外部の修理業者に委託されることが多く、中間マージンが上乗せされます。さらに、パソコンに詳しくないお客様に対して、詳細な説明なく高額な見積もりを通してしまうケースも実際にあります。
「専門的な話でよくわからないから、お任せするしかない」という状況が、こういった価格を成立させます。
「高いかも」と感じたらセカンドオピニオンを
修理を断っても構いません。「これは直すべきか」というだけの相談でも構いません。見積もりを取った上で他店と比較するのは、当然の行動です。
当店では、他店の見積書を持ち込んでいただいた場合も、内容を確認した上で正直にお伝えします。「この金額は妥当です」と言うこともありますし、「高すぎます」と言うこともあります。どちらであっても、修理を無理に勧めることはしません。
「まさかこんなにかかるとは」と後悔する前に、一度ご相談ください。


