先日、熊本市内のリサイクルショップで中古パソコンを1台購入しました。仕事の都合で、どんなデータが残っているか確認する必要があったんですが……開いた瞬間、手が止まりました。
デスクトップに、知らない家族の写真がずらっと並んでいたんです。
運動会らしき写真。旅行の写真。お子さんの笑顔。見たくないのに、見えてしまう。「ごめんなさい」と心の中で謝りながら確認を続けると、出てきました。名前。住所。メールアドレス。ドキュメントフォルダには仕事関係のファイルまで。
正直に言います。連絡しようか、本気で迷いました。「このデータ、ちゃんと元の持ち主に戻してあげたほうがいいんじゃないか」と。でも現実的に考えると、突然見知らぬ人間から「あなたの個人情報が見えています」と連絡が来たら、相手はどう感じるでしょう。怖いですよね。普通に。
「リサイクルショップに売ればデータも消える」は思い込みです
購入したリサイクルショップに連絡しても、おそらく「確認します」で終わります。責任を認めるお店はほとんどありません。そもそも、買い取り時のデータ消去は義務ではありません。消去してくれるお店もあれば、電源すら入れずそのまま販売するお店もある。これが現実です。
大事なのは「どこに売るか」ではなく、「データをどう消すか」です。
初期化しただけでは消えません
Windowsの初期化・リセット機能を使っただけでは、専用の復元ソフトを使えばデータを取り出せてしまいます。家族の写真、仕事のファイル、銀行やショッピングサイトのパスワード記録──それらが知らない誰かの手元に渡っている可能性を、想像してみてください。
完全に消去するには、専用のデータ消去ツールを使って上書き処理を行う必要があります。これは一般の方が自分でやるには難易度が高い作業です。
当店では消去証明書をお渡しします
当店では買い取り時に専用ツールで完全消去を実施しています。作業後は消去証明書もお渡ししています。「ちゃんと消えたか不安」という方の持ち込み消去作業も承っています。
売る前に、捨てる前に、一度ご相談ください。データだけは、取り返しがつきません。

