詐欺系のソフト情報TOP3(2018年5月現在)

今年の5月にインストールされてしまった詐欺系ソフト

うちのお店での集計

トップ3です。

第1位

Driver Updater

Driver Updater

パソコン内部を繰り返しスキャンして、パソコンがおかしいとかエラーがドライバーが古いなど警告表示を行い、製品を買わせようとする。初回6000円程度支払ってしまったら、いろいろ理由つけられて8万ほど追加で請求してくる。

電話の窓口は、明らかに日本人ではないし、8万は法外な請求金額ですが、それでも支払ってしまう人が今でもたくさんいます。Driver Updaterは即削除でOKです。

第2位

SPEEDUP PC2018

SPEEDUP PC2018

みてからに日本語の表記などおかしいのですが、パソコンの特徴は、購入後数年経つと動作が遅くなってくるので、「あ、だから遅いんだ!支払えば、パソコンが速くなるのか!」と思い込んで勘違いさせてしまう事が目的のソフトです。

こういうソフトで遅い問題が解決して速度が速くなるほどWindowsの技術は低くありませんが、Windows98やXPなど、過去のWindowsはフリーソフト一つでWindowsの起動や動作が高速化できた時代があったので、その経験を体験されているお客様は引っかかりやすいです。これも即削除でOKです。

第3位

Malware Crushe

Malware Crusher

あなたのシステムは危険にさらされている、見つかった驚異が559あるなど表示されるソフトですが、「本当に599個も脅威があるなら、そもそもパソコンは起動しません」と思います。電話をかけると日本人ではない担当の方が電話に出ます。向こうも商売なので、割と一生懸命説明してくれますから、つい騙されるそうです。もちろん、この表記は【嘘】です。これも即削除。

おまけ

英語を機械で翻訳した表示

詐欺ソフトはほぼ日本国外の海外製品なので英語を機械で翻訳した表示になるのが特徴です。【ちゅうい】って、大人向けなのに見出しをでひらがなで書くのは小学生くらいでしょう。このようにいかにも翻訳された違和感がある文法なので、よく読み、考えると怪しいと気が付くのですが、でも残念ながら支払ってしまう人が多いのです。

当店に実際来店されて被害にあったお客様をまとめてみると、60歳以上の男性の方がほとんどでした。気をつけましょう。