ワープロ フロッピーベルトの交換

FDDベルト修理ワープロ

突然、フロッピーディスクに保存している文章の読み込みができなくなったんだけど、何が悪いのかな?とお困りのお客様がご来店くださいました。

お持ちいただいたワープロを拝見してみると、文章の読み込み以外の書き込みや初フロッピーの初期化もできません。

ワープロの電源を入れ、フロッピーを本体に挿入すると、その部分から【ウィーン】とモーター動作音が確認できます。これはフロッピードライブのゴムベルトが劣化してしまい、伸びきっているため、空回りしている症状ですので、このベルトの部品だけを交換すればフロッピーは直ります。

FDDのベルトを交換する作業

昭和の機械って感じがしますね。ゴムベルトでフロッピーを動作させる仕組みです。

このゴムが伸びると引っかからないので、もちろん空回りします。

手で軽く引っ張ったらゴムが本体から外れてしまいました。写真では伝わりにくいのですが、ゴムは伸びきってふにゃふにゃしています。

ゴムベルトの部品の入手はまだ可能ですので、部品交換を行って、修理は完了です。

これでこのワープロはまだまだ使えます。