ワープロ修理、基盤交換
長年使用していたワープロが起動しなくなったと
お客様から修理依頼がありました。
外観は非常に綺麗ですが、
もう20年以上経っている商品です。

ワープロは液晶とフロッピー、そして印刷ができないトラブルが多く、
通電ができないなど、基盤が原因の故障はあまりありません。
当時の日本製ワープロがしっかり作られていたかよくわかりますね。

今回は、取り寄せたこのボードを交換します。
この頃のOA機器は精密というほど細かくもありませんね。

チップが凸凹してて機械らしいです。
いまはパソコンもスマホも薄型で何もかも平べったくて、
おもちゃみたいです。

電源投入テスト。
無事起動しました。
こんな感じで修理ができるのも、あと10年くらいかな?
その後の5−10年で消えてしまうでしょうね。
ワープロの初期の頃はわかりませんが、パソコンの黎明期を最初から最後まで
仕事で関われて良かったと思います。